2002/10/07 (月) カンティヨンは外せない

8時起床。
風呂に入り食事をした後、先日ご馳走になった知人が休みの日なので一緒に遊ぼうかと電話したところ彼女の体調が悪くなり病院へ向かう途中だとの事。
それでは無理は言えないし、今日はどうしようかと思案しているところへ今度は別の知人から電話があり、日本での知り合いがちょうどブリュッセルに来ていると知らされる。
日本に居てもしょっちゅう合っているわけでも無いのに、こんなところで合うとは奇遇だと話がまとまり13時頃に待ち合わせを約束。
時間がまだあるので銀行で、なけなしの2万円を両替(今度は1ユーロ124円だった。これでもう財布に万札は残っていない^^;)をしてからモールシュビトへ。
今回は瓶から注いでいるのを確認。先日はやはり錯覚したのだろうか。
グーズを飲んでいると電話があり、こちらに来ると言うので場所を教えたのだが、先方はモールシュビトを見付けられず、結局グランプラスで落ち合った。

久しぶりに挨拶を交わしたところで、先ずはベルビューへ。
グランプラスからだと歩いても苦にならない。道も1本でわかりやすいし。
ところでベルビューに到着してみると、おねえちゃんがサンドイッチを食べながら出て来て(会話は勿論相方に任せっぱなし)、営業しておらず私は留守番だからと宣うではないか。そういえば去年もこんなパターンだったと思いながら、見学はいいからビールを買いたいだけだと言うと、とりあえず中に入れと手招きする。
棚からクリークを取ろうとするのを制してそれじゃない。と言うが、おねえちゃんはセレクションランビックを知らなかったので勝手に奥まで行き、これだ、これをくれと指指すと「私では値段が分らない」とか言いだして不安なムードが漂う。
が、「そんなこと言わないで・・・」と相方が必死の交渉をしてくれたおかげで何とか手に入れることができた。
しかし、毎年ベルビューでは苦労するなぁ(^^;

トラムに乗ってミディ駅で降り少し歩くとカンティヨンに到着。
おやじさんは居なかったし見学のコースも去年までは5杯試飲と1杯試飲の2コースだったのに、2杯試飲の1コースしか無いようでちょっとガッカリする。
どこかの団体が来ていて長々と説明をしている。引率の先生と学生といった感じだったが、とにかく説明している間通路を塞いでしまうのが難点で隙をついて先に行き見学を済ませるとお楽しみの試飲。
グーズとクリークの2杯を飲んだ後、ファロをくれと言ったらまだ作って無いと言う。何時でもあるものでは無いので仕方無く諦め、樽出しのランビックをお願いする。
1杯1.5ユーロ。「じゃぁランビックを下さい」と言うと、私達の相手をしていた人は奥に居る長男に声をかけながら自分も奥へ行き、長男にグラスを手渡す。
奥と言ってもドアや壁で遮断されているわけではないので作業が見えるのだが、樽から直接グラスに注いでいるのを見ると何故かワクワクする。もちろん、それを飲むと更に心が踊るけど(^^)

ロゼ・ド・ガンブリヌス、イリス、フフンの3本を買い部屋に戻ると、先日買ったビールの残りも合わせて大試飲大会(笑)
さすがに全部を空にはできなかったけど、7本の栓を開けてかなり酔いが回ってるところに飲み会のお誘い電話が...
昨年も行った「みゆき」という日本料理店で計5人。ビールで腹の膨れてる私はあまり食べられなかったが、はずむ会話の合間にしたたか呑んだらしく、最後の方は半分潰れてたように思う(^^;
部屋に帰るなり眠りこけた。

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