ぱぁむでぱう 其の参

それでも、お手本は「ぱうフォント」なのだ

Sフォントは未完成である。
第2水準の漢字は元より、作ったはずの第1水準ですら完成度は低く、認識できない漢字もちらほら見受けられるようだ。
ここで普通ならチェックを入れ、より完成度の高いものに仕上げていくのであろうが、飽きっぽい私に一つのことを続けろ。とは無理な話である。性格的に一つのものを極めるようなことはできない。
ある日、いつものように、ぼんやりと、ぱうフォントでもってはんどえらの画面を眺めていたと思っていただきたい。
「ぱうフォントって、2ドットのラインを1ドットにしたら8ドットのフォントになるんじゃないのかなぁ」
そう考えたとしても不思議は無いではないか。
試しにとフォン太君を起動。ぱうフォントを表示させ、変形してみる。とここで画数の多い造りの複雑な漢字なんかで試したのなら「なぁんだ、そんなに簡単じゃないや」となっても不思議ではないのだが、何故かこういう時って単純な造りの漢字で試してしまったりするもので、「おっ、結構いけるかも」とか思ってしまったりするのであった。

そんなわけで作り始めた8ドットフォントは早々と名前を付けた。
「S8フォント」
何と明快な名前であろう。

先に、ひらがな、カタカナ、英数、記号 文字だけ抜き出した、恵梨沙フォントとの差分ファイルを作ってみたのだが、その評判を確認することもせず、続けて漢字の第一水準まで作ってしまった。
と、ここで以前は『Sフォントでの経験が生きたのか意外と早く出来たが、第二水準にまで手を出す予定は無い』などと言ってたのであるが、結局第二水準まで完成。

今回、以前から公開していた漢字以外のフォント差分、第一水準までの差分フォントも同封したので、変化をつけて楽しみたい人は、自分でマージして使っていただきたい。

*なお、差分を当てて作ったフォントは個人で使用すること以外は許されず、再配布はできません。


こちらには画面キャプチャ。

S8フォントのダウンロードはこちらから


おまけ 差分の当て方について


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