グラスもいっぱい

800銘柄とも900銘柄とも言われるベルギーのビールには、それぞれの専用グラスがあったりします(確かめたわけではありませんけど(^^;)
それぞれのビールが一番美味しく飲めるように形が考えられているのですが、グラス一つでこんなにも味が違うのか!と驚くものもあれば、中には「あまり関係ないんじゃない?」と思えるものもありまして難しいところです。 大雑把には形がひどく特徴的なグラスほどビールの味に影響が大ですが、特に始めて飲むビールなんかは、気に入るかどうかもわからないのにグラスまで一緒に買うのは辛かったりします。

というわけで、家にあるグラスを使うことも多いのですが、経験から言うと底の平たいものでコップと呼ばれる(つまり普通の日本のビールを飲むような)グラスやジョッキは避けておいた方が無難なようです。最近はビアグラスと言ってもかなり種類がありますし、底の丸いものから探すとか、タンブラーやゴブレット。それにワイングラスみたいなので、300ML以上入るものが具合が良いと思います。
もちろん、一部のホワイトビールやランビックみたいにコップ型の専用グラスを準備しているものもありますから、すべてに当てはまるものではありませんけど、時々に合わせてグラスを変えるのも楽しいものです。グラスの厚みや縁の形によって同じビールでも味が変わるのを試してみてください。
例えば、私はホワイトビールを飲むとき、夏はコップ型でグイッと飲み、涼しくなってきたらゴブレットや大きめのワイングラスでもってじっくり味わったりもします。必ず専用グラスで飲むのは、デュベル、オルヴァル、シメイ・ブルー位でしょうか。

こんなグラス(よく使うビアグラスにシメイ・サンク・サンを注いだところです。目一杯注がない方が香りを楽しみやすいと思います)が一つあれば、結構楽しめます。専用グラスの中にも使いまわし出来そうなのがたくさんありますし、その中から気に入ったグラスを選ぶのも良いでしょう。
要は飲まなきゃ始まらない。ってことで(^^;

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