10/16 1人でぶらぶら。

昼頃起床。1人は既にゲント方面に出発した後。
のそのそと起きだし準備を整えると残った2人で出かけたが、グランプラス辺りで別れ、1人ランビックが呑めると教えてもらったバーへ。

A LA BECASSE
ちょっと奥まった所に入り口があり、薄暗くて知らないと入りにくいかも。
店の雰囲気は良く、私の廻りで出されるサンドイッチ等も美味しそうだった。
腹が減ってなかったので食べなかったが、無理にでも食べれば良かった。と後で後悔した。

ランビックを選んで注文。
陶器のピッチャーに入って出て来た。
Labic doux - Zoete lambik
115bf 甘い。
Blanche lambic - Witte lambik
125bf 若干甘いが面白い。白濁していて非常にフルーティー。
もう1種類、と思って頼んだら、単に今呑んだやつのボトル詰めだった(笑)

今一つ満たされぬまま、グランプラスをうろついていたが、ふと思い出しフリテンを食べた。べっとりとマヨネーズを掛けて食べる旨さは体験するまで信じられなかったので驚いてしまった。

その後歩いてカンティヨンへ向かったが、道に迷ってしまいなかなか見つからず、「地図を持って来るべきだった」と後悔したが時既におそし、タクシー乗り場も近くに無いし少し困ったが「これもまた風流さ」と、わけのわからん開き直りで迷子を楽しむ?(^^;

ようやく見つけた頃はには終っていたが、帰りがけの客は居たので、今回も「ビヤー、バイ、オッケー?」で入れてもらった。
顔を覚えられたのか、先日の兄ちゃんは私の顔を見るなりにっこり笑い「ハロー、なんたらかんたら、サムシン、ドリンク?」と聞いて来たので、私も笑いながら「オー、イエス、センキュー」と言うと、続いて「なんたらかんたら?」と聞かれ、わからなかったが身振りから「何を飲む?」と聞かれてるようだったので「あー、グーズ、プリーズ」と答えて注いでもらった。にっこり笑って注いでくれたので多分間違って無かったと思う(^^; グラス片手に売店の前へ。
応対してくれたのはこの家のおかあさんのようで、合ったのは初めてだったが、私が英語も話せないのを見て取ると、ゆっくり丁寧に話してくれ理解させようと一生懸命だった。とても良い人だ(^^)
「この間日本のテレビが取材に来た」とか話をしていたが、私がグラスを干すのを見て「ユー、ライク、ランビック?」と聞いてきた。
もちろん「イエ〜ス」と答えたが、それだけでは芸がない。必死で考えて、「メニー、メニー、ランビック。あ〜、(指を折りながら)ブーン、ジラルダン、ベルビュー、エトセトラ。(ビールを飲む真似をしながら)ドリンク、ドリンク、ドリンク。
バット、カンティヨン・ランビック、(ここで指を1本立てて)イッツァ、ナンバーワン!」と言うと(我ながら、今書いてても恥ずかしいが)気持ちは通じたらしく、笑いながら「センキュー、センキュー」と言っていた。
そろそろ帰ろうかと「グランクリュ、プリーズ」と言うと、既に瓶詰めしたグランクリュは置いてなく、先日私が買ったやつが最後だったとのこと。
息子に聞いて来たおかあさんが、またしても一生懸命私に「グランクリュはグースを作ったりする時に混ぜたりして使うから瓶詰めする量が非常に少ない」ことや、「またしばらくは瓶詰めする予定が無い」ことなどを説明してくれた。
こちらとしても、その辺の事情は予備知識としてまったく知らない話でも無かったので「オッケー、オッケー、ノープロブレム」と答えて、グーズ2本とロゼ・ド・ガンブリヌスを1本買うと丁重にお礼を(のつもり)言ってカンティヨンを後にした。

アパートで1本、2本と空けた辺りで猛烈に眠くなり、早々と寝る。

1.次 2.前 3.一覧
0.top