ぱぁむでぱう 其の参のおまけ

当たってくれるさ

用意された差分のフォントでもって恵梨沙フォントの漢字以外を置きかえるには、桑形 さん作の「J-OSラージフォントコンバータ」が必要です。
でもって、この「J-OSラージフォントコンバータ」はperlで書かれており、Windowsで言うと ActivePerl の導入が前提となるわけですが、既に導入してみえるような方なら、ご自分で「J-OSラージフォントコンバータ」のドキュメントを読んで変換ができると思いますので、ここは読み飛ばして下さい。

1.ActivePerlの導入。
先ずはActiveStateでもってActivePerl をダウンロードします。
ファイルがいくつもあって、どれをダウンロードして良いのか悩みますが、私がダウンロードしたときは「ActivePerl-5_6_1_628-MSWin32-x86-multi-thread.zip」というのにしました。
実は良くわからなかったので適当だったのですが、動いているので良しとします(^^; 現在はバージョンも変わっていると思いますが、まぁ、そんなもんです。
ダウンロードしたら早速インストールしたいところですが、使っているWindowsのバージョン(ちなみに私はWindows95を使ってます)によっては失敗するようです。英語が読めれば回避する方法もあるようですが、インストールでひたすらNEXTボタンを押していく私のような人間には無理なので、MSのサイトからinstmsi.exeというのをダウンロードして先にインストールします(はっきりしなくて申し訳ありませんが95と98にはこれが必要なようです)。
無事インストールが済みますと、DOS窓を開いた状態でperlが利用可能になっているでしょう。

2.差分を当てる。
S8差分フォントのアーカイブを「J-OSラージフォントコンバータ」と同じフォルダに解凍します。
それから忘れずに、J-OSに含まれる elisa.prc も入れてやりますが、最近は名前が"Small font-elisa.prc"となっているかもしれません。中身は同じ物です。
先ずはこのelisa.prcをbdfファイルに直してやりますが、それにはprc2bdfを使います。

perl prc2bdf.pl elisa.prc > elisa.ese

としてやりますが、「J-OSラージフォントコンバータ」の中のバッチファイルに合わせただけなので、拡張子のeseは何でも良いです。
続いてフォントをマージし、Palmで使えるようにしてやります。
jos-fncv.plを使い、

perl jos-fcnv.pl -n elisa.ese s8-1.bdf (またはs8kana.k08)

とすればelisa-x.prc というファイルが出来上がるはずですので、それをPalmにインストールして今までのelisaの替りに使ってもらえば良いわけです。
この時、従来のelisaも併用したければオプションでファイル名を指定することもできます。
「-f フォント名」を「-n」の次くらいに入れましょう。名前にスペースを入れる時には「””」で囲います。

どうです?簡単でしょ。
始めてPerlを導入した私でもできたのですから大丈夫。後は「J-OSラージフォントコンバータ」のドキュメントを読んで、自分好みのフォントをPalmで使って遊びましょう(^^)/

*フォントの著作権にはくれぐれも注意して下さい。この話は、あくまでも個人使用が前提です。

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