SOLO MONK
THELONIOUS MONK
1964年、65年 録音
CBS レーベル 「モンクの神髄は“ソロ”にある」という話がある。 全面的に賛成はしかねるが、なるほど、的を得ているような気もするのはモンクが、ソロ・アルバムでしか聴けない 演奏をしているからではないだろうか? トリオの演奏からベースとドラムを取り除いただけのソロ演奏では こうはならない。 モンクのベストアルバムに推す人も多いこのアルバム。60年代に入り、一定の評価を得、経済的に生活の安定したモンクの演奏は、どことなく変わったようで、タッチも柔らかく聴こえる。 ま、気のせいかもしれないが。 | ||