円盤名 | BLASE | |||
演奏 | ARCHIE SHEPP | |||
曲目 | SIDE1 |
MY ANGEL BLASE |
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SIDE2 |
THERE IS A BALM IN GILEAD SOPHISTICATED LADY TOUAREG |
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演奏者 |
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録音 | 1969年8月 | |||
ソース | LP | |||
レーベル | BYG | |||
評 |
この時期シェップは「パリ」というアメリカの人種差別とは無縁の地にあって気を良くしたのか
連日のようにBYGの録音に参加していて、これはその中の一枚である。
BYGも独特のジャケットを採用しているが、私のこのLPは後に別会社が再発したもので
ジャケットが違っていることをお断りしておく。 この頃のシェップは、ほぼ一貫してアフリカへの想いと人種差別への戦いを基調としているのだが、 はっきり言って「そんなことをサックス使って言われても解るわけない」のである。 只、そこに満ち溢れているエネルギーたるや物凄く、私がシェップの演奏に惹かれるのは、 案外その辺に理由があるのかもしれない。などと自己分析してしまうのであった。 ところで何故そんな話を持ち出したかといえば、緊張感に欠けるこのレコードが、 いまいち面白くないからなのである。 |