同名曲を探せ! part1
<藤井郷子編>
MP3プレイヤーに曲を流し込んでいるとき気がついたことがある。
同じ曲を違うフォーマットで演奏しているパターンは少ないと前に書いたような気がするが、以外と同じ曲名が目に付くのだ。で、具体的にどのくらいあるのか気になって書きだしてみたのだが、いやぁ、結果を見て驚いたのなんの。
オーケストラが絡むものはある程度予想していたものの、ソロやデュオは想定外だったし、トリオとカルテットにもまだ気付いてない曲があり思わず聴き直したのは言うまでもない。同じ曲を続けて聴くと、これまた今までとは違うイメージが見つかったりして楽しいものである。
2005年3月時点で発売されてるアルバムの中で、2回以上演奏されていて、藤井郷子が作曲したものは以下の通り。
210 (Indication)
210 (Looking out of the Window)
Ballad (Indication)
Bal-Lad (Past Life)
Bal-Lad (KITUNE-BI)
BalladとBal-Lad。同じ曲なのかどうか、どうにも区別がつきにくい。
Exile (Double Take)
Exile (Nagoyanian)
Flying To The South (ILLUSION SUITE)
Flying To The South (ZEPHYROS)
最新の2枚で録音日もごく近い。ってのが「今」を匂わせてたんだが、もう2年前の録音だなぁ。と改めて思った。
Footstep (Vulcan)
Foot Step (Bell The Cat !)
これはまったく気付いてなかった。静かな曲なので見逃したか。
Freeze-Winter (South Wind)
Freeze (Nagoyanian Alternate Takes)
Hizumi (KITUNE-BI)
Hizumi (ERANS)
これも今回初めて気がついて意外に感じたし、狐火というアルバムの名前が他に何度か出て来たのにも驚いた。
Indication (Indication)
Indication - Spring (South Wind)
ソロとオーケストラ。この音数の違いは新鮮な比較だった。
Jet Lag (South Wind)
Jet Lag (Nagoyanian Alternate Takes)
他にもあるが、名古屋の場合、後発故に既に演奏されてる曲が多いからどうしても名前が良く出て来る。
Junction (Junction)
Junction (Vulcan)
もし存在するのであれば、この曲だけで、それぞれライブ録音の年代順に並べて聴き比べしたいほどである。
LH Fast (Vulcan)
LH Fast (Tho-Kichi)
これは珍しく聴いた当初から同一曲であることを意識していた。人数は半分でも煩さは変わらない。
Nagoyanian (Blueprint)
Nagoyanian (Nagoyanian)
Ninepin (Junction)
Ninepin (Vulcan)
MP3絡みでこの曲を見つけた事が今回の企画につながった。それぞれ結構好きで聴いていたにも係わらず、長い間同じ曲だと気付いてなかったのだからたいしたもんだ。
Pakonya (The Future of the Past)
Pakonya (Before the Dawn)
Pakonya (Nagoyanian Alternate Takes)
この3連ちゃんは結構強力。演奏が長い所にもってきて次第に崩れて行く様が何とも言えない。
Past Life (Past Life)
Past Life (KITUNE-BI)
この辺は同時期の演奏なので、同じ曲があっても不思議無いのだが、やっぱり気付いてなかったりする。
Silence - Summer (South Wind)
Silence (Bell The Cat !)
これも意外で聴き直してみるまで同じ曲であることを疑った。
Sola (Jo)
Moonlight/Sola (KITUNE-BI)
Sola-Sky (Double Take)
Sola (Nagoyanian Alternate Takes)
オーケストラ同士で比べると「PAKONYA」の時と同じような感覚に襲われた。
しかし、この曲でライブを締めるためにはピアノは欠かせないと思うのだが。
South Wind (South Wind)
South Wind (Double Take)
The Future of the Past (Junction)
The Future of the Past / STRAW DANCE (The Future of the Past)
The Future of the Past (ZEPHYROS)
間にオーケストラの演奏が入っているのがミソか。トリオとカルテットの間にある程度期間もあるし比較対象としては非常に興味深い。
The Sun Was Yellow (Looking out of the Window)
The sun was yellow (Past Life)
Then I met you (Toward,"TO WEST")
Then I met you (April Shower)
This Is The Thing That I Have Forgotten (Looking out of the Window)
This is the Thing that I Have Forgotten (KITUNE-BI)
まさか同じトリオで続けて同じ曲をやっているとは考えもしなかったが、聴き比べの対象としては大変興味深い。
Toward,"TO WEST" (Toward,"TO WEST")
Toward,"TO WEST" (イロハウタ第2集)
優劣を語りだすと、楽しみが半減してしまう見本のような2つの演奏である。人生には余裕が必要なのだ。
Untitled (Vulcan)
Untitled (Blueprint)
Yad Nus (Something About Water)
Yad Nus (Looking out of the Window)
娘の一人立ち。とか、どうしてもポール・ブレイとの2ショット写真を見ると考えがそっちの方向へ行ってしまう。
(2005/6/14)
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