2004/11/07(日) いきなり日曜日。

7:40起床。風呂に入って食事。今回も大家さんがパンと水を準備しておいてくれたので助かった。
10:00過ぎに部屋を出て歩きグランプラスに到着したのは11時頃。モールシュビトが開くのにはまだ早い。ぶらぶらと散歩してみる。
定番のフリッツも食べ、開店の13:30に合わせるようにしてモールシュビトに入る。開店したばかりで客も私と同時に入った1グループだけ。この静かな一時がとても好きだ。
メニューを見るとグースが3.40ユーロになっていた。ユーロの値上がりも考えると円勘算ではとんでもない値上がりである。
グースを2杯飲み終わる頃には店は客で一杯になっていた。続いてビアーテンプルを覗いて見る。日曜日に色々なビールを買える店はここしか知らないからで、数本のビールを買い、ブルースの駅まで出てスーパーで買物。いくら日曜日でもここまで来ると店は開いている。適当に食料品を買いこむとトラムに乗って部屋に戻った。
今夜は知人と食事の約束をしたので19時に迎えにきてもらい、私の希望で3フォンテーネンに向う。
知人がカルボナード。その連れ合いが鹿の煮込み。私は山うずらの焼いたやつを頼み、飲みものは当然ヴィンテージのグース。
95年は無くなったようで97年になっていたが、これがまた旨い。滑らかで厚みのある味はジビエ料理に合わせて飲んだのに全然問題無かった。
うずらの肉など初めてだったが、噛むとじわりと旨味が感じられる。汁気も脂も少ないのだがパサパサはしておらず、しっかり骨までしゃぶってしまった。ランビックと干し葡萄のソースがまた良く合っていて、一緒に盛られているリンゴの焼いたやつなど、火を入れた果物類も申し分無い。飲んで食って、皿が綺麗になってしまうまで、そんなに時間は掛からなかったろう。
それにしても、やはりメニューが読めて話の出来る人間が一緒に行くと頼りになる。一緒でなければジビエのメニューには気付かなかったし、メニューの中身もわからなかった。
一通り食べ終わり、グースを買う為に一旦外へ。
裏手にある醸造所の入口をくぐると、グースは普通のグース。98年のグース。99年のグース。の3種類に、閉店したオウド・ベールセルのグースも置いてあった。何でも残った樽を全て瓶詰めして販売だけここで行なってるのだとか。
買ったのは当然飲んでいない98年のグース。2本抱えてレストランに戻るとデザートのメニューが置かれていた。
せっかくだからデザートまで頼み閉店までゆっくりしてたので、例によって従業員の食事が始まる中を帰途につき、部屋に戻るとおとなしく寝た。

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