2002/10/08 (火) アントワープはよいところ

7時30分起床。
昨日と同じく2人で行動。中央駅から11時頃の列車に乗りアントワープへ向かう。
アントワープに着くと真っ先にクインティン・マトシースへ。
とりあえずデ・コーニンクを頼むが、食べ物の注文に四苦八苦していると、奥から日本人の厨房のスタッフが出て来たのには驚いた。
おかげで色々聞くことができソーセージとオムレツを頼んでデ・コーニンクと共に味わう。
去年来たときは気付かなかったが、ここで飼われているのだろう犬が、しきりと「なんかくれ」とばかりに可愛らしい声で私に吠え、後ろ足で立ち上がるようにして体をすり寄せて来る。
もちろん犬好きでも無く意地も悪い私としては「だめ〜」とか言いながら見せびらかして食べていたのは言うまでもない。

店を出て大聖堂なんぞを見物しつつ、少し酔いを覚まそうとするが、風が強く寒さがこたえてきたので散歩はそこそこにクルミトナールへ向かう。他に客はおらず大変静か。
メニューに変わりは無いけど、古いビールには在庫が無くなったものも多いようだ。いくつかのビールで「それはもう終わった」と言われる。シメイ・ブルーも一番古くて1981年しか無く、去年飲んだ1980年をもう一度飲んで記憶と違うかどうか確かめてみたかったのに残念である。
1杯目はそのシメイ・ブルーの1981年とウエストマル・トリプルの1995年。シメイがカラメルのような味が印象的で美味しいことには変わり無かったが去年飲んだ時より力が無いように感じたのと、ウエストマルは年数が経っている分柔らかみは増しているが甘味が十分残っていたのに驚く。日本で賞味期限の切れたウエストマルを飲んだ時にはあんなに辛口だと思ったのに...
飲みながら2杯目を何にしようかと物色する。ガウデンバンドの古いやつを飲みたかったのだが、残念なことに1.5リットルのマグナムボトルしか無い。うーん、最初に頼んでいたら飲めたかもしれないのに...と悔しがりつつ候補を決めて、おやじさんに相談。
ローデンバッハにオールドヴィンテージを見つけ頼もうとすると「それは良くない」と言う。変わって薦められたのが Stille Nachtというビールで1982年のボトル。
聞いたことも無かったので一瞬迷ったが店の人のお勧めは聞くものだ、期待を裏切らず梅を思わせる香で色合は非常にダーク。酸味が生きていて味も熟成された梅酒のような感じで面白かった。
もう1杯はフーガルデン・グランクリュの1981年。おやじさんもこれには反対しなかったが、ひねたような香りで味は先程のシメイを薄くしたようにも感じられ、本当にフーガルデンかと疑った程。ちょっと期待が大きすぎたかもしれない。
この店の猫が、何故かしらんまた私の傍にやってきて、座ってる私に寄りそうように丸まり寝てしまった。起こしたら悪いような気がして動き辛い(^^;
寝入る猫を見たせいでも無いのだろうが急激に眠気が襲ってきた。おかしいなぁ、今日はまだ4杯目なのに、と思いつつも体が言うことをきかない。ちょっとウトウトしてたら相方が心配しだしたので無理をせず帰ることにする。

丁度発車するとこだった列車に乗り込みブリュッセルへ向かうが座った車両の窓には何か紙が張ってあり、読めないので無視して寝てたら途中の駅で起こされた。どうやら小学生の団体さんが乗るための予約席だったらしい。
部屋に戻る前にスーパーに寄り食材を買い込む。
パンにチーズ(もちろんシメイ)にソーセージ。トマト・オ・クレベットを再現したくて小海老とトマト、マヨネーズも買ったが、ちょっとマヨネーズをハーブ入りにしたのは失敗だったかも。タラゴンの香りは海老には強すぎたようだ。
たくさん買い込んで夕食となったが、ここに来てどうにも胃が重い。昼間もあまり飲めなかったし、昨夜飲み過ぎたせいだろうか。
しばらくして相方がホテルに戻ったところで明日に備え早めに寝ようとするが、さすがに寝つかれない。何を喋っているかわからないテレビをボーっと眺めていたが、意を決してベットに潜り込んだ。

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