10/09(火) やはりカンティヨン
昨夜の酒が少し残っていたか、行動開始が遅くなり、昼頃に部屋を出た。
トラムでミディ駅へ。地下に入るトラムがあることを始めて知って驚く。
カンティヨンの醸造所は何故か落ち着く。のんびりと見て巡り、ビールを飲むと気分がよくなった。
Cautillon (02/521.49.28)
見学料が150fbになっていた。4〜5種類のビールを飲ませるコースは?と聞くと、なら240fbだと言う。よくわからなかったが、とりあえずそれで頼んだ。
先ず驚いたのが、日本語の説明書が新しくなっていたこと。前のより詳しく読みやすい物になっており、大変喜ばしい。
次に、見学を始めてふと上を見上げると瓦が新しくなっており、これにも驚いた。さすがに冷却室には古い瓦も使ってあったけど...
今回は親父さんが対応してくれて、鼻歌を歌いながらコルクの栓をする機械を調整しているところなどは見ていても面白かったのでビールを飲みつつのんびりしてしまった。
グーズ、クリーク、フランボワーズ、ファロ。と4種類飲んだところで「新しいクリークだ」ともう1杯飲ませてくれた。確かにチェリーの味が生き生きしている。
カンティヨンのファロはここでしか飲めないので何だか貴重なものを飲んだ気分になる。今回はあまり甘くなくて「本当にファロ?」という気がした。
Rose de gambrinus
醸造所で飲んだ時は昨年のものかと思ったが、コルクを見ると今年のものである。
あいかわらず旨いが、色、味共にフランボワーズが弱い気がする。まあ、今年はこうだったのだろう。
Foi' Fohne
現地で新鮮なものを飲みたくて買ってみたが、2000年に瓶詰しめたものだった。
しかし、口当りは非常に柔らかい。以前飲んだ時はもう少しきつかったように思ったのだが...
Gueuze Loerik
オールドヴィンテージのグーズだと言われたが、コルクを見ると1998年のもののようだ。
驚く程古い物では無いが、さすがに味には間違いが無い。まろやかな酸味と微かに残る苦味はビールに奥行を与えている。
こうなると、もっと寝かしておいてから飲んでみたくなる。
3本の買い込んだビールは重いのでミディ駅のコインロッカーに。始めて使ったのでドキドキしてしまった。
続いてベルヴューへ向かい、またセレクション・ランビックを買おうとしたのだが、入口での必至の説明にも関わらず「もうクローズした」と断られてしまう。残念。
小腹が空いて、グランプラスの辺りでフリッツを食べ、少しブラブラしてから部屋に戻りビールを飲みつつ、「よし、明日はアントワープへ行こう」と決めて早めに寝た。
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