2002/10/10(木) 3フォンテーネンで昼食を

8時起床。
今日は胃も少し回復してきたようで食欲もあったので、玉子やサラミ、チーズも合わせてしっかり朝飯をとった。
すぐに動きたくなかったので部屋で休み、11時頃部屋を出てエテベーク(etterbeek)駅に向かう。トラムでも行けるが場所を把握したいので徒歩。
地図で見る程遠くは無く一安心。ベールセル(beersel)の往復チケットを買いホームに降りると古臭くて崩れそうなのが妙に良い感じ。1両の半分。4人掛けが4つしかない喫煙車両に乗り込むが4駅めがベールセルで煙草を2本吸いきれなかった。
しかし、知らない路線で最後部の車両に乗るものではない。アナウンスがあるわけでも無いのでホームの看板が読めないと何処の駅に着いたのかわからないからである。

何とか間違えずにベールセル駅で降りて3フォンテーネンへ。4度目だしこの道程はさすがに覚えている。
店に入ると働いているおばちゃん達も昨年と同じで何故かほっとしたが、メニューを見るとビールの種類が増えている。ホワイトビールのようでもあるがハッキリしない。新しいビールを作り始めたようだ。飲んでみたい欲求には駆られるが1人で飲む量には限界があるので、ここは我慢した。
ビールはもちろんオールドグーズで95年の瓶詰めを頼む。何故かしつこく確認されたのは、750mlの瓶であることをわかってるのか知りたかったらしい。「グラス2杯ぶんだよ良いの?」みたいに聞かれ、初め何を聞かれているのかわからずに困った。
予想してはいたが食事のメニューはちんぷんかんぷんでまったく読めない。メニュー無しでも頼めるのはカルボナード・フラマンドくらいだが、今日はそれが食べたかったからそれで良いとして、次来るときまでに何か覚えておかないといけないな。
先ずグーズが出て来てくる。お約束のバスケットにそっと横たえてあり、このバスケットの取っ手を持って静かにグラスへ注がねばならない。
のんびり飲んでると料理が出て来た。カルボナードを噛みしめてはグーズを口に運ぶ。至福の時だ。
が、出てきた時はそれほどに思わなかったのに食べだすと量が多い。やはり食欲が落ちてるのだろうかパンはソースを拭って食べたがポテトを半分以上残してしまう。こんなことなら朝飯をあんなにしっかり食べなきゃ良かった(^^;

店を出て腹ごなしに近所を散歩した後、駅に行くと次の列車まで30分くらい。ベールセル城を見学しても良いのだが、30分では慌ただしいし、かと言ってもう1本列車を遅らせると時間を持て余すような気がしたので、おとなしく駅で周りの景色なんぞを眺めていた。今日は天気も良くて暖かいのでありがたい。
ほぼ時間通りに列車が到着。しかし車両には行き先など何の印も無いしダイヤが狂ってたりした日には車掌にでも聞かないと何処行きなのか判断つかないなぁ。などと考えつつ、また喫煙車両に乗る。帰りは降りる駅がわかっているから安心だ。
エテベークの駅からまた歩く。行きでわかったがたいした距離では無いし時間もまだ早い。行きと帰りでは道の様子が違ってみえたりもするから、ここで歩いておけば、もう迷うことも無いだろうという目算もあった。
部屋に戻る前にスーパーで電池を買う。この店では一番奥のレジの後ろの壁に置いてあり、自分で手に取って確かめる事ができないのでレジに並んでレジ係に「あれちょうだい」と言わなければならない。単4のアルカリ電池を説明するのがこんなに大変だとは(^^;
部屋に戻ってとりあえずビールを飲む。
まだ時間も早いし、近くのカフェにでも行こうかなぁ。なんて考えながら飲んでたら、何のことはない、何時の間にか寝ていた。

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