2005/11/07(月) 迷わずカンティヨン

7:50起床。夜中から降り始めた雨がまだ降っている。風呂に入り、朝食をとる。今日は3フォンテーネンで昼食をとるつもりなので軽めにしといた。
先ずはカンティヨンに向かう。トラムを降りると雨はあがったようで念のため持って来た傘は使わずに済みそう。カンティヨンはいつも道に迷うのだが、遂に今回、初めて道に迷うことなく到着した。
中に入ると、おかあさんが対応してくれたのだが、お約束のように「英語は話せないけど来たのは初めてじゃないから大丈夫」ってな会話をしてると、しきりに「トゥモロウ」を繰り返すので何かと思いきや、どうやら今日から仕込みが始まったようで、明日はマッシングを行なうとの事。明日も来ればマッシングの様子が見られるよ。と教えてくれてたらしい。めげずに繰り返し教えてくれた優しさに感謝。
2階に上がると今日は、麦の粉砕を行なっていた。
最初に小麦を粉砕機にかけながら、粉砕の程度を調整していく。この程度が非常に重要らしいのであるが、機械そのものは至ってシンプルなもので、ハンドルを回しては粉砕の程度をチェックする。という行為を繰り返す事で調整していた。
他にも下では樽の洗浄を行なっており、樽の中にチェーンとお湯を入れて機械にかけると、樽がグルグル回って綺麗にする仕掛けで、ガランガランと音を出しながら回転する様は見ていてもなかなか面白かった。
見学後にビールをもらって飲んだが、今回は久々にファロも味わうことができ、ロゼ・ド・ガンブリヌスを2本買って上機嫌でカンティヨンを後にする。
続いてトラムでエテルビークの駅に向かい、3フォンテーネンへ。
1:30位だったが中は空いており、記憶を頼りにメニューとにらめっこした挙げ句、鹿の煮込みと97年のグースを頼む。
料理は昨年と変わらず美味い。グースは、昨年より更に口当たりが柔らかくなったようにさえ感じた。
ゆっくりと堪能した後は、お隣でビールも購入して14:56の列車でブリュッセルに戻り、今度はビアーマニアへ。
ここではトラピストのウエストフレテンを発見。1本12ユーロと安くはなかったが、市販されている所を見たこと無いだけに貴重である。2種類あったので1本づつ購入。
慌ただしい1日のようだったが、部屋に戻るとまだ18:00前で、ビールを飲みつつ夕食を取ると、日記を整理して寝た。

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